30年間、誰も解決できなかった問題

インターネットメールの歴史は30年以上。その間、「1つのドメインには1つのメールサーバー」という制約は、誰も覆すことができませんでした。

SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とDNS MXレコードの技術的アーキテクチャにより、example.com というドメインのメールは、必ず1つのサーバー(または冗長化された同一クラスタ)に届く仕組みになっています。

この制約が、企業のメールインフラに多くの問題を引き起こしてきました。

従来構成の問題点

単一障害点(SPOF)

サーバー障害で全社メールが停止

負荷集中

処理能力の物理的限界

組織構造の露出

Hunter.io等で丸見え

BCP対策困難

地理的分散ができない

1DALLMAILが実現した革新

「1つのドメインで、複数の独立したメールサーバーを同時運用」

私たちの特許技術は、独自の変換メカニズムにより、この30年間の制約を打破しました。技術的な詳細は非公開ですが、Google WorkspaceとローカルサーバーをはじめとしたAI Bridge独自のメールサーバーを、同一ドメインで統合運用することが可能になります。

しかも、サブドメイン(sales.example.com、tokyo.example.com等)を使わずに、すべて同じ @example.com のアドレスで運用できます。

Google Workspace + ローカルサーバー
ハイブリッド運用の威力

この技術の真価は、Google Workspaceとローカルメールサーバーを組み合わせたハイブリッド運用で発揮されます。

「Googleは便利だけど、全社員分のライセンス費用が高い」
「機密情報をGoogleに預けるのは不安」
「でも、経営陣にはモバイルで使えるGoogleを使わせたい」

——こんな悩みを、すべて解決します。

ユースケース例

経営陣だけGoogle Workspace

社長・役員はモバイル対応が必須。Google Workspaceでスマホ・タブレットから快適にメール。一般社員はコスト効率の良いローカルサーバーで運用。同じ @company.com で統一。

各支店に分散サーバー

東京本社、大阪支店、福岡支店にそれぞれメールサーバーを設置。災害時も他拠点が稼働継続。サブドメインなしで全拠点同一ドメイン。BCP対策として最強の構成。

機密部署は完全ローカル

経理、人事、法務など機密情報を扱う部署はオンプレミスサーバーで完全管理。営業部門はGoogleで効率重視。データ主権とユーザビリティを両立。

段階的クラウド移行

いきなり全社Googleは不安。まず一部署から始めて徐々に移行。移行中も同一ドメインで運用継続。リスクを最小化した移行戦略が可能。

組織構造の完全隠蔽

攻撃対象の分散

データ主権の確保

ゼロトラスト対応

内部不正の抑止

多層防御の実現

コスト比較:本当にお得なのか?

「Google Workspaceを全社導入」vs「ハイブリッド構成」——100名規模の企業で比較してみましょう。

Google Workspace 全社導入

Business Standard: ¥1,360/ユーザー/月

年間 約163万円

100名 × ¥1,360 × 12ヶ月

ハイブリッド構成

経営陣10名: Google / 一般90名: ローカル

年間 約50万円〜

Google 10名 + サーバー運用費

年間100万円以上のコスト削減 + セキュリティ強化

※実際のコストは構成により異なります。詳細はお問い合わせください。

技術の保護

特許出願済

特許出願番号 2025-110832
法的保護を確立

コア技術非公開

ルーティングアルゴリズムは
ブラックボックス化

実運用実績

1DALLMAILで実証済
商用レベルの成熟技術