特許技術
1ドメイン・マルチサーバー統合技術
特許出願番号:2025-110832
30年間の技術的制約を打破する革新的メールインフラ
30年間、誰も解決できなかった問題
インターネットメールの歴史は30年以上。その間、「1つのドメインには1つのメールサーバー」という制約は、誰も覆すことができませんでした。
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とDNS MXレコードの技術的アーキテクチャにより、example.com というドメインのメールは、必ず1つのサーバー(または冗長化された同一クラスタ)に届く仕組みになっています。
この制約が、企業のメールインフラに多くの問題を引き起こしてきました。
従来構成の問題点
単一障害点(SPOF)
サーバー障害で全社メールが停止
負荷集中
処理能力の物理的限界
組織構造の露出
Hunter.io等で丸見え
BCP対策困難
地理的分散ができない
1DALLMAILが実現した革新
「1つのドメインで、複数の独立したメールサーバーを同時運用」
私たちの特許技術は、独自の変換メカニズムにより、この30年間の制約を打破しました。技術的な詳細は非公開ですが、Google WorkspaceとローカルサーバーをはじめとしたAI Bridge独自のメールサーバーを、同一ドメインで統合運用することが可能になります。
しかも、サブドメイン(sales.example.com、tokyo.example.com等)を使わずに、すべて同じ @example.com のアドレスで運用できます。
Google Workspace + ローカルサーバー
ハイブリッド運用の威力
この技術の真価は、Google Workspaceとローカルメールサーバーを組み合わせたハイブリッド運用で発揮されます。
「Googleは便利だけど、全社員分のライセンス費用が高い」
「機密情報をGoogleに預けるのは不安」
「でも、経営陣にはモバイルで使えるGoogleを使わせたい」
——こんな悩みを、すべて解決します。
ユースケース例
経営陣だけGoogle Workspace
社長・役員はモバイル対応が必須。Google Workspaceでスマホ・タブレットから快適にメール。一般社員はコスト効率の良いローカルサーバーで運用。同じ @company.com で統一。
各支店に分散サーバー
東京本社、大阪支店、福岡支店にそれぞれメールサーバーを設置。災害時も他拠点が稼働継続。サブドメインなしで全拠点同一ドメイン。BCP対策として最強の構成。
機密部署は完全ローカル
経理、人事、法務など機密情報を扱う部署はオンプレミスサーバーで完全管理。営業部門はGoogleで効率重視。データ主権とユーザビリティを両立。
段階的クラウド移行
いきなり全社Googleは不安。まず一部署から始めて徐々に移行。移行中も同一ドメインで運用継続。リスクを最小化した移行戦略が可能。
なぜセキュリティが向上するのか?
ハイブリッド構成は、単なる便利さだけでなく、セキュリティを根本から強化します
組織構造の完全隠蔽
Hunter.io、Clearbit等の調査ツールから、御社の組織構造・メールアドレス一覧を完全に隠蔽。営業攻撃、標的型フィッシング、人材引き抜きのリスクを大幅削減。
攻撃対象の分散
単一サーバーへの攻撃が全滅を意味しない。複数サーバーに分散することで、攻撃の影響範囲を限定。一部が侵害されても、他は安全に稼働継続。
データ主権の確保
機密データは国内サーバーで完全管理。米国CLOUD法の適用外でデータを保護。GDPRや個人情報保護法へのコンプライアンスも容易に。
ゼロトラスト対応
部署・役職・重要度に応じて、異なるセキュリティレベルのサーバーを割り当て可能。ゼロトラストの原則に基づいたメールインフラを構築。
内部不正の抑止
管理者であっても、自分の担当サーバー以外のメールにはアクセス不可。権限の分離により、内部からの情報漏洩リスクを軽減。
多層防御の実現
各サーバーに異なるセキュリティ対策を実装可能。多層防御(Defense in Depth)の原則を、メールインフラに適用。
コスト比較:本当にお得なのか?
「Google Workspaceを全社導入」vs「ハイブリッド構成」——100名規模の企業で比較してみましょう。
Google Workspace 全社導入
Business Standard: ¥1,360/ユーザー/月
年間 約163万円
100名 × ¥1,360 × 12ヶ月
ハイブリッド構成
経営陣10名: Google / 一般90名: ローカル
年間 約50万円〜
Google 10名 + サーバー運用費
年間100万円以上のコスト削減 + セキュリティ強化
※実際のコストは構成により異なります。詳細はお問い合わせください。
技術の保護
特許出願済
特許出願番号 2025-110832
法的保護を確立
コア技術非公開
ルーティングアルゴリズムは
ブラックボックス化
実運用実績
1DALLMAILで実証済
商用レベルの成熟技術
詳細な技術説明をご希望の方へ
本技術の詳細な仕組み、御社への導入可能性については、
NDA(秘密保持契約)締結後に詳しくご説明いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
御社のメール環境の課題をお聞きした上で、最適なご提案をいたします。
